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5月12日に独立行政法人 農畜産業振興機構より平成28年1・2・3月分の肉用牛肥育経営安定特別対策事業(新マルキン事業)の補填金単価の確定値が発表されました。
(上段:確定値、下段:概算払)

1月 2月 3月
肉専用種 確定値
(概算払)
―  円
( ― 円)
―  円
( ― 円)
― 円
交雑種 確定値
(概算払)
―円
(―円)
― 円
( ― 円)
―円
乳用種 確定値
(概算払)
1,100 円
( - 円)
10,500 円
(6,500円)
17,500 円

※肉専用種については、地域算定県(広島県、福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、鹿児島県、大分県)を除く。

詳しくは独立行政法人農畜産業振興機構HPをご覧ください。

平素より全国畜産農業協同組合連合会の業務および組織運営には格別なるご理解とご高配を賜り厚く御礼申し上げます。
さて、去る平成27年12月15日開催の全畜連の臨時総会におきまして、全畜連研修牧場を子会社化することの決定を受け、この度、平成28年2月1日付けで「株式会社ぜんちく那須山麓牧場」として設立し、平成28年3月1日から業務を開始することといたしました。
全畜連研修牧場は昭和42年に設立して以来、経済家畜生産の整備確立とその普及推進を図ることを目的として養豚事業の種畜および素畜の分譲や会員農家子弟の技術体得研修の場として運営して参りましたが、時代の経過とともに畜産を取り巻く環境の変遷に鑑み、新たな畜産の生産課題や経営課題に向けた畜産事業を行う牧場として運営して参りたいと存じます。
今後とも全畜連の会員との連携をもって運営をして参りますのでご指導ご支援を賜りますようお願い申し上げます。

全国畜産農業協同組合連合会
代表理事会長     加 藤  義 康

>>>>>株式会社 ぜんちく那須山麓牧場

去る2月2日火曜日、神戸市中央卸売市場西部市場にて、第71回 香川銘牛会「讃岐牛」共励会が開催され、盛会裡に終了しました。

今回の共励会は、日頃より当市場に出荷している「讃岐牛」と「オリーブ牛」のPRと肥育技術の向上を目的に、香川銘牛会より選び抜かれた肉牛24頭(雌20頭、去勢4頭)で行われました。

厳正な審査の結果、最優秀賞に輝いたのは山種易産業株式会社様より出品された去勢牛(枝肉重量439.4kg、格付A5、BMS12、ロース芯面積77c㎡、バラの厚さ9.3㎝、皮下脂肪の厚さ3.4㎝、歩留基準値77.1%、出荷月齢29ヶ月)でロース芯が大きく、ロース周りにもサシがよく入っているモモ抜け・体型・張りのいい枝肉であり3,360円の高値にて(株)ビージョイに落札されました。
共励会の成績は、A・B-4等級以上は23頭で95.8%、A・B-5等級以上は17頭で70.8%と非常に高かったのはもとより、特筆すべきは全体の体型・肉質が大変素晴らしく、購買者の方々に褒めていただくほど優秀な枝肉が揃っている、非常にハイレベルな共励会でありました。
また、雌の平均重量436.5㎏、平均単価2,946円、平均売上金額1,286,158円、去勢の平均重量479.9㎏、平均単価3,126円、平均売上金額1,500,503円と上物がなかなか売れない時期にもかかわらず、高値でご購買いただき、よい成績にて終了することができました。これも一重に御購買者と市場関係者の方々の御協力の賜物と紙面をお借りいたしまして深く感謝申し上げます。

【入賞牛成績】

受賞者 性別 血  統 格付
(BMS)
枝重
(㎏)
単価
(円)
売上金額
(円)
母の父
最優秀 山種易産業㈱ 去勢 光平照 福之国 A5(12) 439.4 3,360 1,594,495
優秀 高橋 充信 めす 美穂国 忠富士 A5(11) 476.0 3,250 1,670,760
山種易産業㈱ めす 美津百合 福栄 A5(12) 417.9 2,840 1,281,783
24頭平均 443.8 2,978 1,321,882

最優秀賞

去る1月24日~26日までの3日間、埼玉県さいたま市大宮区のさいたま市食肉中央卸売市場に於いて「第1回全畜連乳用雌牛枝肉勉強会」を開催しました。
この勉強会は本会会員酪農協をはじめとした酪農経営から出荷される乳用雌牛の牛肉資源としての価値を向上させることにより酪農家の経営安定に資することを目的にした初めての試みです。

1月24日に長野県、栃木県及び埼玉県の5団体より出荷された25頭の出品牛は翌25日に無事と畜解体された後、26日に公益社団法人日本食肉格付協会、さいたま食肉市場株式会社そして本会による厳正な審査の後セリ販売されました。

審査の結果、栄えある最優秀賞に南信酪農業協同組合 有限会社 北アルプス牧場出品の枝肉(格付B-3、枝肉重量488.5㎏、BMS№3)が選出され、セリ販売ではキロ単価1,229円の高値で株式会社ふじなわ様に落札頂きました。(その他の入賞牛は下表のとおり)
なお、出品牛25頭の平均枝肉重量は411.7㎏で平均キロ単価は746.3円でした。

セリ販売終了後、審査講評及び褒賞授与式がおこなわれ、公益社団法人日本食肉格付協会さいたま事業所の和仁達朗所長より最優秀賞の枝肉について「重量がしっかり取れており、肉色も良く脂質も粘りがありすばらしく、バラサシは和牛のように入っている」とのコメントを頂きました。
また、さいたま食肉市場株式会社 小熊健夫常務は情勢報告として「かつて県内のクーラーステーションなどで再肥育の乳用種枝肉の研究会を開催していたことがあるが、昨今ホルスタイン去勢の需要増に伴い経産牛についても特に肉まわりの良いものに強い引き合いがある。消費者にとって身近な牛肉として今後も継続的な出荷をお願いしたい。」と述べられました。

本勉強会は、冒頭で申し上げたとおり初めての取り組みでありましたが、出品組合酪農家やご購買者をはじめ関係各位のご協力のもと盛会裏に終了し、酪農経営における牛肉資源を再確認する機会となったと思います。

最後に多大なご協力を賜りました関係各位に感謝申し上げます。

褒賞名 出品団体 出品者 格付 枝肉重量 キロ単価
最優秀賞 南信酪農協 ㈲北アルプス牧場 B3 488.5kg 1,229円
優秀賞 南信酪農協 小林陽一 C2 436.5kg 841円
優良賞 ㈱福島牧場 福嶋勝正 B2 522.5kg 822円
優良賞 伊那酪農協 ㈲信州つつじヶ丘牧場 B2 423.0kg 773円

 

審査講評

(公社)日本食肉格付協会・和仁所長の講評

枝肉(原稿用)

最優秀賞受賞枝肉

 

 

 

 

 

 

 

2月10日に独立行政法人 農畜産業振興機構より平成27年10・11・12月分の肉用牛肥育経営安定特別対策事業(新マルキン事業)の補填金単価の確定値が発表されました。

各畜種とも補填金の発動はありませんでした。

詳しくは独立行政法人農畜産業振興機構HPをご覧ください。

平成27年10月24日、25日に栃木県宇都宮市の栃木県庁にて、「とちぎ“食と農”ふれあいフェア2015」(主催:とちぎ“食と農”ふれあいフェア実行委員会)が開催されました。

同フェアは栃木県の食と農の魅力を発信し、農業・農村への理解を深め、生産者と消費者の信頼関係を深めることを目的としたイベントで、今年は「元気度日本一 ふるさと栃木の創生! きらりと光る栃木の恵み」と題し、「食」・「感」・「知」の3つのテーマを中心に実施されました。「食」は「食と農を楽しむ!」をテーマに県内の焼そばやうどんなど麺類を集めたイケ緬の販売や新米の釜炊きごはんの提供などが行われました。「食」は「食と農を体験!」をテーマに31mの太巻きづくりやトラクターの子ども試乗体験などが行われました。「知」は「食と農がわかる」をテーマに農産物や特産品の販売や食育関連のイベントが行われました。

今年のフェアは両日とも快晴で暖かく、朝早くから大勢の人が来場し、来場者は1日目4万5千人、2日目5万8千人と2日間で10万人を超え、大いに盛り上がりました。

本会 研修牧場も2日間に渡り、栃木県養豚協会のブースにて研修牧場産豚肉のPR、販売を行いました。

今年は研修牧場産『那須山麓豚』の加工品「無添加ベーコン」、「ウインナーソーセージ」、「味噌漬」、「塩麹漬」のほか、揚げたての「とんかつ」の販売を行いました。

初めての試みの「とんかつ」はその場で食べることができることもあり、大好評で両日とも昼過ぎには完売してしまいました。加工品の一番人気は「ウインナーソーセージ」でした。数個限定で販売した「無添加ベーコン」のブロックも食に関心の高い方からご好評いただき、完売しました。

毎年参加しているイベントですが、消費者と会話ができる良い機会で、これからも消費者の方々に安心・安全で美味しい豚肉を生産する励みとなりました。

那須山麓豚について

開会式の様子 会場の様子 多くの人でにぎわう会場 販売した豚肉加工品

 

 

11月6日に独立行政法人 農畜産業振興機構より平成27年7・8・9月分の肉用牛肥育経営安定特別対策事業(新マルキン事業)の補填金単価の確定値が発表されました。
(上段:確定値、下段:概算払)

7月 8月 9月
肉専用種 確定値
(概算払)
―  円
( ― 円)
―  円
( ― 円)
― 円
交雑種 確定値
(概算払)
18,500円
(14,500円)
― 円
( ― 円)
2,300円
乳用種 確定値
(概算払)
- 円
( - 円)
- 円
( - 円)
- 円

※肉専用種については、地域算定県(広島県、福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、鹿児島県)を除く。

詳しくは独立行政法人農畜産業振興機構HPをご覧ください。

第55回農林水産祭参加行事である平成27年度第44回全畜連肉用牛枝肉共進会 第一部黒毛和種雌牛の部を、10月19日に東京都中央卸売市場食肉市場において開催いたしました。

全国各地の会員等から申し込みのあった200頭の候補牛から40頭を選抜して行われ、産地の内訳は、出品頭数の多い順に宮城県から9頭、茨城県から8頭、北海道、千葉県からそれぞれ4頭、青森県、岩手県からそれぞれ3頭、神奈川県、鳥取県、熊本県、沖縄県からそれぞれ2頭、島根県から1頭でありました。今回も北海道から沖縄県まで全国各地から出品牛が揃い、より一層盛り上がる共進会となりました。出品者も日頃から優秀な肥育成績を残されている方々で、また、出品牛は、実績のある種雄牛からの産子牛で揃えられており、この共進会への意気込みが窺えるところでありました。

10月15日の搬入時における平均測定結果は月齢が30.3ヶ月齢、到着時体重は670kgと、昨年度より12㎏増加しており、全体的にカタ・モモの張りのある肉牛が揃っていました。

10月19日に上場された出品牛の枝肉は、平均枝肉重量は450㎏、枝肉歩留りが74.8%と充分に肥育が進み、仕上げ状態の良い枝肉が揃っており、格付結果においては5等級が29頭、4等級が10頭で、4・5率が97.5%と、昨年度を大幅に上回るすばらしい成績になりました。

(一社)全国肉用牛振興基金協会及び(公社)日本食肉格付協会、買参社2社を含めた7名の審査委員による最優秀賞候補牛選定において最優秀賞に選出されましたのは、出品番号31号、鳥取県の株式会社田村畜産出品牛で、生後月齢が32.7ヶ月、到着時体重622㎏、枝肉重量417㎏、ロース芯面積91㎝2、肉質等級A5、BMS №12で、小ザシでモモ抜けも良くきめこまやかで、脂質の光沢もすぐれていました。さらに、カブリ、広背筋の肉付きも良く、肉付均称のバランスととれた最優秀賞に相応しい出品牛でした。

盛会裏に共進会を行うことができたのも偏に出品していただいた農家、関係団体、市場関係者の皆様のご協力の賜物と深く感謝申し上げましてご報告といたします。

【入賞牛の成績】

受賞者 産地 格付

(BMS)

枝重

(㎏)

ロース芯

(㎠)

単価

(円)

売上金額

(円)

最優秀賞 ㈱田村畜産 鳥取県 A-5

(12)

417 91 5,037 2,100,429
優秀賞1席 金子 春雄 青森県 A-5

(12)

549 79 2,657 1,458,693
優秀賞2席 伊東 恭一 宮城県 A-5

(12)

499 96 2,599 1,296,901
優良賞1席 尾本 澄夫 宮城県 A-5

(11)

403 65 2,551 1,028,053
優良賞 設楽 俊夫 茨城県 A-5

(10)

464 65 2,487 1,153,968
全頭平均 (9) 450.1 64 2,500 1,122,994

牛の個体識別のための情報の管理及び伝達に関する特別措置法(平成15年法律第72号)に基づく牛トレーサビリティ制度について、平成27年9月に牛の管理者(酪農家)が事実と異なる出生日を届け出ていたことが判明しましたので、改めて本制度を適切に運用いただくようお願いいたします。

以下にポスターを添付しますので、ご活用ください。

牛トレサmaffポスター

9月8日に独立行政法人 農畜産業振興機構より平成27年7月分の肉用牛肥育経営安定特別対策事業(新マルキン事業)の補填金単価が発表されました。補塡金単価の確定値については11月上旬に公表される予定です。

肉専用種    ―  円

交雑種     14,500 円

乳用種     -  円

※肉専用種については、地域算定県(広島県、福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、鹿児島県)を除く。

詳しくは独立行政法人農畜産業振興機構HPをご覧ください