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1月12日に独立行政法人 農畜産業振興機構より平成29年11月分の肉用牛肥育経営安定特別対策事業(新マルキン事業)の概算払の補填金単価が発表されました。

補填金単価の確定値は平成30年2月上旬に公表される予定です。

肉専用種     ―  円

交雑種    56,000 円

乳用種    19,500 円

※肉専用種については、地域算定県(岩手県(日本短角種)、広島県、福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県)を除く。

詳しくは独立行政法人農畜産業振興機構HPをご覧ください。

10月に行われました第一部黒毛和種雌牛の部に引き続き、第57回農林水産祭参加行事である平成29年度第46回全畜連肉用牛枝肉共進会第二部黒毛和種去勢牛の部が、11月16日に東京都中央卸売市場食肉市場において開催されました。

今回の共進会は、出品頭数の多い順に茨城県14頭、北海道、宮城県各9頭、青森県5頭、千葉県、宮崎県各4頭、秋田県、栃木県各3頭、岩手県、熊本県、鹿児島県、沖縄県各2頭、福島県1頭の各道県で生産された60頭が出揃い、出品者も日頃から優秀な肥育成績を残されている方々です。

上場された出品牛の枝肉は、平均重量が557㎏と十分に肥育が進み、仕上げ状態の良い枝肉が揃っており、格付結果においての上物率は96.7%で、特に5等級率が73.3%と、全国的な共進会としては優秀な成績でした。

7名の審査委員による最終審査で最優秀賞に選出されたのは、北海道の迫田 隆氏の出品牛で、生後月齢29ヶ月、到着時体重780kg、枝肉重量は529kg、ロース芯面積79㎠、バラの厚さ8.7㎝、皮下脂肪の厚さ2.1㎝、歩留り77.0%、肉質等級はA5、BMS12、BCS3で、モモ抜け、肉色、脂質に優れ、非常にキメがよく、細かいサシがまんべんなく入っており、肉質均称に優れた最優秀賞に相応しい出品牛として選出致しました。

優秀賞1席は茨城県の株式会社茨畜連パイロットファーム米平牧場の出品牛で、モモ抜けが良く、ムダ脂のないつくりで、ロース、バラ、広背筋の肉付き・バランスの優れた枝肉でした。優秀賞2席は宮城県の伊東 恭一氏の出品牛で、こちらも各部位の肉付きが良く、非常にボリュームが有り、去勢牛らしい迫力のある、体型のよい枝肉でした。

関係各位のご協力の下、盛会裏に終了することができましたことお礼申し上げます。

受賞者
肥育地
母の父
規格
BMS
枝肉重量
単価
枝肉金額
最優秀賞
迫田 隆
北海道
光平照
百合茂
A5
12
529
4,200
2,221,800
優秀賞1席
(株)茨畜連PF米平牧場
茨城県
幸紀雄
安福久
A5
12
565
2,893
1,634,545
優秀賞2席
伊東 恭一
宮城県
百合茂
安福久
A5
12
663
2,892
1,917,396
優良賞1席
(有)徳重和牛人工授精所
鹿児島県
幸紀雄
美国桜
A5
12
561
3,503
1,965,183
優良賞
佐藤 宏弥
茨城県
安福久
百合茂
A5
11
537
2,802
1,504,674
優良賞
(株)神田グランドファーム
栃木県
百合茂
安福久
A5
11
652
2,883
1,879,716
優良賞
(有)徳重和牛人工授精所
鹿児島県
久富福
勝忠平
A5
12
621
3,106
1,928,826
優良賞
(株)川口ファーム
宮城県
第一花国
安福久
A5
12
546
2,957
1,614,522
60頭平均
557
2,568
1,430,376

 

第57回農林水産祭参加行事である平成29年度第46回全畜連肉用牛枝肉共進会 第一部黒毛和種雌牛の部を、10月16日に東京都中央卸売市場食肉市場において開催いたしました。

全国各地の会員等から申し込みのあった200頭の候補牛から40頭を選抜して行われ、産地の内訳は、出品頭数の多い順に宮城県から11頭、茨城県から10頭、青森県から4頭、岩手県から3頭、北海道、千葉県、兵庫県、鹿児島県、沖縄県からそれぞれ2頭、島根県、熊本県からからそれぞれ1頭でありました。今回、北は北海道から南は沖縄県まで全国各地から出品牛が揃い、より一層盛り上がる共進会となりました。出品者も日頃から優秀な肥育成績を残されている方々で、また、出品牛は、実績のある種雄牛からの産子牛で揃えられており、この共進会への意気込みが窺えるところでありました。

10月12日の搬入時における平均測定結果は月齢が30.2ヶ月齢、到着時体重は668kgと、全体的にカタ・モモの張りのある肉牛が揃っていました。

10月16日に上場された出品牛の枝肉は、平均枝肉重量は451㎏、枝肉歩留りが76.1%と充分に肥育が進み、仕上げ状態の良い枝肉が揃っており、格付結果においては5等級が24頭、4等級が12頭で、4・5率が90%と、全国規模の共進会として非常にすばらしい成績になりました。

(一社)全国肉用牛振興基金協会及び(公社)日本食肉格付協会、買参社2社を含めた7名の審査委員による最優秀賞候補牛選定において最優秀賞に選出されましたのは、出品番号6号、茨城県の櫻井 貴博氏の出品牛で、生後月齢が30.5ヶ月、到着時体重703㎏、枝肉重量491㎏、ロース芯面積71㎝2、肉質等級A5、BMS№12で、小ザシでモモ抜けも良くきめこまやかで、脂質の光沢もすぐれていました。さらに、カブリ、広背筋の肉付きも良く、肉付均称のバランスがとれた最優秀賞に相応しい出品牛でした。

盛会裏に共進会を行うことができたのも偏に出品していただいた生産者、関係団体、市場関係者の皆様のご協力の賜物と深く感謝申し上げましてご報告といたします。

受賞者 性別 母の父 規格 BMS 枝肉重量 単価 枝肉金額
最優秀賞 櫻井 貴博(茨城) 北国関7 北平安 A5 12 491 4,000 1,964,000
優秀賞1席 (株)田村畜産(鳥取) 光平照 百合茂 A5 12 473 4,006 1,894,838
優秀賞2席 佐藤 宏弥(茨城) 光平照 百合茂 A5 12 516 2,914 1,503,624
優良賞1席 鈴木 松雄(岩手) 菊福秀 安福久 A5 12 436 3,161 1,378,196
優良賞 (株)シバサキ(茨城) 美津百合 第一花国 A5 12 419 2,895 1,213,005
40頭平均 451 2,569 1,158,619

9月15日に独立行政法人 農畜産業振興機構より平成29年7月分の肉用牛肥育経営安定特別対策事業(新マルキン事業)の概算払の補填金単価が発表されました。

補填金単価の確定値は平成29年11月上旬に公表される予定です。

肉専用種     ―  円

交雑種    60,700 円

乳用種    36,100 円

※肉専用種については、地域算定県(岩手県(日本短角種)、広島県、福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県)を除く。

詳しくは独立行政法人農畜産業振興機構HPをご覧ください。

8月10日に独立行政法人 農畜産業振興機構より平成29年4・5・6月分の肉用牛肥育経営安定特別対策事業(新マルキン事業)の補填金単価の確定値が公表されました。
(上段:確定値、下段:概算払)

4月 5月 6月
肉専用種 確定値
(概算払)
―  円
( ― 円)
―  円
( ― 円)
― 円
交雑種 確定値
(概算払)
10,800円
(7,200円)
48,300円
(44,800円)
56,600円
乳用種 確定値
(概算払)
55,200円
(51,700円)
39,900円
(36,500円)
39,400円

※肉専用種については、地域算定県(岩手県(日本短角種)、広島県、福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県)を除く。

詳しくは独立行政法人農畜産業振興機構HPをご覧ください。

8月10日に独立行政法人 農畜産業振興機構より、平成29年度第1四半期(平成29年4月から6月まで)の養豚経営安定対策事業(豚マルキン)の養豚補填金について公表があり、平均粗収益が平均生産コストを上回ったことから行われないこととなりました。

詳しくは独立行政法人農畜産業振興機構のHPをご覧ください。

去る6月27日火曜日、神戸市中央卸売市場西部市場にて、第4回阿波華牛枝肉共励会が開催され、盛会裡に終了しました。

今回の共励会は、日頃より当市場に出荷している徳島県の「阿波華牛」のPRと肥育技術の向上を目的に、阿波華牛出荷組合より選び抜かれた肉牛26頭(雌22頭、去勢4頭)で行われました。

厳正な審査の結果、最優秀賞に輝いたのは花補佐裕作氏より出品された雌牛(枝肉重量448.4kg、格付A5、BMS12、ロース芯面積84c㎡、バラの厚さ9.0㎝、皮下脂肪の厚さ3.5㎝、歩留基準値77.7%、出荷月齢31ヶ月)でロース芯が非常に大きく、肉質・脂質が特に優れたモモ抜け・体型のいい枝肉であり、セリにて3,310円の高値にて(株)はなふさに落札されました。

続いて優秀賞に輝いたのは株式会社内藤畜産より出品された雌牛(枝肉重量507.0kg、格付A5、BMS12、ロース芯面積75c㎡、バラの厚さ9.3㎝、皮下脂肪の厚さ4.5㎝、歩留基準値75.0%、出荷月齢29ヶ月)で、肉質が優く、僧帽筋・広背筋の張り・サシの非常に良い枝肉であり、セリにて3,065円の高値にて(株)大浦ミートに落札されました。

雌の平均重量468.5㎏、平均単価2,815円、平均売上金額1,318,990円、去勢の平均重量561.5㎏、平均単価2,481円、平均売上金額1,393,166円とよい成績にて終了することができました。これも一重に御購買者と市場関係者の方々の御協力の賜物と紙面をお借りいたしまして深く感謝申し上げます。(神戸事業所)

受賞者 性別 母の父 格付 BMS 枝重 単価 売上金額
最優秀 花補佐裕作 めす  秀菊安  忠富士  A5 12  448.4  3,310  1,602,940
優秀 ㈱内藤畜産 めす 美津照重  百合茂  A5  12  507  3,065  1,678,271
優良 花補佐裕作 めす  秀菊安  忠富士  A5  12  472.2  3,095  1,578,376
優良 秋山重猛 めす  耕富士  上茂福  A5  11  496.7  3,010  1,614,672
 26頭平均  482.8  2,755  1,330,402

7月11日に独立行政法人 農畜産業振興機構より平成29年5月分の肉用牛肥育経営安定特別対策事業(新マルキン事業)の概算払の補填金単価が発表されました。

補填金単価の確定値は平成29年8月上旬に公表される予定です。

肉専用種     ―  円

交雑種    44,800 円

乳用種    36,500 円

※肉専用種については、地域算定県(岩手県(日本短角種)、広島県、福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県)を除く。

詳しくは独立行政法人農畜産業振興機構HPをご覧ください。

6月8日に独立行政法人 農畜産業振興機構より平成29年4月分の肉用牛肥育経営安定特別対策事業(新マルキン事業)の概算払の補填金単価が発表されました。

補填金単価の確定値は平成29年8月上旬に公表される予定です。

肉専用種     ―  円

交雑種    5,600 円

乳用種    50,500 円

※肉専用種については、地域算定県(岩手県(日本短角種)、広島県、福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県)を除く。

詳しくは独立行政法人農畜産業振興機構HPをご覧ください。

去る5月16日に東京都中央卸売市場食肉市場において第100回「月例」肉用牛枝肉研究会が開催されました。

今回の研究会は、出品頭数の多い順に宮城県29頭、千葉県5頭、福島県4頭、青森県2頭の各県で生産された40頭が出品され、出品者も日頃から優秀な肥育成績を残されている方々です。

上場された出品牛の枝肉は、平均重量が524㎏、枝肉歩留まり74.9%と十分に肥育が進み、仕上げ状態の良い枝肉が揃っており、格付結果においては5等級が22頭、4等級が15頭と、4・5率が92.5%と優秀な成績でした。

審査の結果、最優秀賞に選出されたのは、宮城県の馬場茂氏の出品牛で、生後月齢が29ヶ月、枝肉重量は588kg、肉質等級はA5、BMS№12で、肉付き・肉質・脂質の水準が非常に高く、最優秀賞に相応しい出品牛であり、セリにて4,000円の高値で落札されました。

優秀賞は、宮城県の(株)川口ファームの出品牛に決定致しました。小ざしでモモ抜けの良いバランスのとれた枝肉でした。

本研究会は今回で開催100回を迎えました。これも偏に生産者、関係団体、市場関係者の皆様の多大なるご協力の賜物と深く感謝申し上げましてご報告といたします。

受賞者 産地 性別 母の父 格付 枝重 単価 売上
最優秀 馬場 茂 宮城 去勢 北乃大福 勝忠平 A5(12) 588 4,000 2,352,000
優秀 (株)川口ファーム 宮城 去勢 平金晴 安福久 A5(11) 467 3,023 1,411,741
優良 馬場 茂 宮城 去勢 安福久 勝忠平 A5(11) 554 2,868 1,588,872
優良 尾本 正寿 宮城 北乃大福 北平安 A5(10) 422 2,913 1,229,286

40頭平均

524 2,471 1,294,456