去る5月25日、神戸市中央卸売市場西部市場にて、本会主催の第269回神戸ビーフ枝肉共励会が開催され盛会裡に終了しました。
今回の共励会は、兵庫県産但馬牛の肥育生産者より、選びぬかれた出品頭数63頭(雌20頭・去勢43頭)にて競いあいました。
審査員の厳正な審査の結果、最優秀賞に輝いたのは、山之口直樹氏出品の去勢牛(父:菊俊土井、母の父:照長土井、母の祖父:谷福土井)で、出荷月齢は34ヶ月、格付はA5、BMS№12、枝肉重量430.2㎏、ロース芯面積71㎠、バラの厚さ7.0㎝、皮下脂肪の厚さ1.8㎝、BCS№3、歩留基準値76.3%で、ロース芯が大きく、体型とモモ抜けの良い枝肉で、セリにて4,810円の高値にて、帝神畜産㈱に落札されました。
〈最優秀賞受賞枝肉:山之口直樹氏〉
共励会の成績、格付状況は、A・B-4等級以上は87.3%あり、神戸ビーフ(A・B-4等級、BMS№6以上、枝肉重量470㎏以内)率は79.4%と、非常に優秀な成績でありました。
また、雌の平均重量381.1㎏、平均単価3,984円、平均売上金額1,518,176円、去勢の平均重量416.2㎏、平均単価3,750円、平均売上金額1,560,969円の好成績にて、終了しました。
今回の共励会は前回の共励会に引き続き、神戸ビーフ率・平均単価ともに非常に高い共励会となりました。これも一重に御購買者と市場関係者の方々の御協力の賜物と紙面をお借りいたしまして深く感謝申し上げます。
(神戸事業所)
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